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ノルトロックワッシャーの特長
ノルトロックの安全な緩み止めシステムは2枚組のワッシャーから構成されており、カム面とカム面を向かい合わせにして使用します。
カムの角度(α)はボルトのネジリード角度(β)よりも大きく設計されており、外側は放射状のリブを刻んでいます。ノルトロックをボルト・ナットにセットし締結していくと2枚のワッシャーのカム面とカム面が自動的にセットされます。
締め込んでいくと外側の放射状 のリブが相手材及びボルト・ナットの下面に食いついて固定されます。
そのためボルト・ナットが振動や衝撃により緩もうと回転しようとすると、内側のカム面とカム面のみが動こうとします。
しかし内側のカム角度(α)はネジリード角度(β)よりも大きく設計してあるために簡単には乗り越えることができません。
これがノルトロックの構造原理です。
ノルトロックワッシャーの特長
■ボルト・ナットの締結における最大の安全性が得られます!
■振動や衝撃によるボルトの緩みに耐えます!
■簡単か取付、取り外しが可能!
■潤滑油に影響されない締付力!
■軸力を管理することができます!
■締付力の高さ、低さにかかわらず確実な締付!
■標準のボルトナットと同じ温度条件で使用可能!
■再利用可能!
★振動問題はノルトロックが解決します!★
下 のイラストはナットが緩もうとする時の現象をあらわしています。一対のワッシャーはボルトねじ角度以上に拡がろうとしますが、ワッシャーのクサビ角度 (α)がボルトねじ角度(β)より大きく設計されていますので、ワッシャーは回転せず、ねじ部分の戻り回転も起こりませんので、効果的にロックされます。 この角度の異なっている点がノルトロックワッシャーの大きな特長です。